SSA/P(sessile serrated adenoma/polyp)

組織学的に過形成性ポリープと類似した腺管上皮の内腔への鋸歯状増生を特徴しながら前癌病変の可能性がある病変群をSSA/P(sessile serrated adenoma/polyp)と総称します。

SSA/Pは明らかな腫瘍性の変化を伴っている鋸歯状腺腫(traditional serrated adenoma(TSA))と異なり、組織学的にも過形成性ポリープとの鑑別が困難なことも少なくありません。

「SSA/Pは, 明らかな腫瘍性とは判定できない鋸歯状病変で, (1)陰窩の拡張, (2)陰窩の不規則分岐, (3)陰窩底部の水平方向への変形(逆T字・L字型陰窩の出現)のうち2因子以上を, 病変の10%以上の領域に認めるもの」という組織診断基準が大腸癌研究会のプロジェクト研究から提案されています。

右側大腸に認められることが多いです。

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過形成性ポリープと異なり多くが5mmを超える大きさを呈し、10mmを超えるものもみられます。

参考:過形成性ポリープは癌化するか?SSA/P(sessile serrated adenoma polyp)について┃One Doctor’s Bookshelf-ある消化器内科医の書庫-