第103回医師国家試験

第103回医師国家試験

A

44

[問題]
10歳の男児。身体が勝手に動くことを主訴に両親に伴われて来院した。学校でいじめを受けたことを契機に数か月前から首を急速に右側に回旋させたり、両肩をすくめたり、全身をびくっとさせたりする運動が始まった。鼻すすりや咳払いのほか、大きな声を突然出すこともある。これらは日に何十回と起きるが、一定時間は随意的に抑制できる。脳波検査で突発波は認めない。
治療薬として適切なのはどれか。

[選択肢]

  1. 睡眠薬
  2. 気分安定薬
  3. 抗精神病薬
  4. 抗てんかん薬
  5. 抗Parkinson病薬

正解

3

 

 

 

B

59

[問題]
10歳の男児。高身長と心音異常とを主訴に来院した。
現病歴:生来健康で、日常生活も普通に送っていた。学校の健康診断で高身長と心音異常とを指摘された。
既往歴:在胎39週2日、正常分娩で出生。出生体重2,960g、Apgarスコア9点(1分)。4か月で首がすわり、7か月でお座り、10か月で這い這いをした。1歳4か月で意味のある単語を話し、1歳11か月で二語文を話した。2歳1か月で独りで歩いた。入院歴はない。薬物・食物アレルギーはない。
家族歴:父親は、身長190cm、体重69kg。やせ形で手足や指が長い。20歳代に自然気胸の既往がある。母親は身長163cm、体重54kg。1歳から3歳の間に3回の熱性けいれんの既往がある。
現症:意識は清明。身長158cm、体重38kg。体温36.2℃。脈拍76/分、整。血圧126/78mmHg。顔貌に特徴はない。中等度の漏斗胸を認める。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。脊柱側彎を認める。四肢・指が長い。浮腫を認めない。
精神・運動発達で正常より遅れていると判定されるのはどれか。

[選択肢]

  1. 首のすわり
  2. お座り
  3. 発語(単語)
  4. 二語文
  5. 独り歩き

正解

5

 

60

[問題]
10歳の男児。高身長と心音異常とを主訴に来院した。
現病歴:生来健康で、日常生活も普通に送っていた。学校の健康診断で高身長と心音異常とを指摘された。
既往歴:在胎39週2日、正常分娩で出生。出生体重2,960g、Apgarスコア9点(1分)。4か月で首がすわり、7か月でお座り、10か月で這い這いをした。1歳4か月で意味のある単語を話し、1歳11か月で二語文を話した。2歳1か月で独りで歩いた。入院歴はない。薬物・食物アレルギーはない。
家族歴:父親は、身長190cm、体重69kg。やせ形で手足や指が長い。20歳代に自然気胸の既往がある。母親は身長163cm、体重54kg。1歳から3歳の間に3回の熱性けいれんの既往がある。
現症:意識は清明。身長158cm、体重38kg。体温36.2℃。脈拍76/分、整。血圧126/78mmHg。顔貌に特徴はない。中等度の漏斗胸を認める。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。脊柱側彎を認める。四肢・指が長い。浮腫を認めない。
心音の聴診でみられるのはどれか。

[選択肢]

  1. I音の亢進
  2. 収縮中期クリック
  3. Opening snap
  4. IV音
  5. 連続性雑音

正解

2

61

[問題]
10歳の男児。高身長と心音異常とを主訴に来院した。
現病歴:生来健康で、日常生活も普通に送っていた。学校の健康診断で高身長と心音異常とを指摘された。
既往歴:在胎39週2日、正常分娩で出生。出生体重2,960g、Apgarスコア9点(1分)。4か月で首がすわり、7か月でお座り、10か月で這い這いをした。1歳4か月で意味のある単語を話し、1歳11か月で二語文を話した。2歳1か月で独りで歩いた。入院歴はない。薬物・食物アレルギーはない。
家族歴:父親は、身長190cm、体重69kg。やせ形で手足や指が長い。20歳代に自然気胸の既往がある。母親は身長163cm、体重54kg。1歳から3歳の間に3回の熱性けいれんの既往がある。
現症:意識は清明。身長158cm、体重38kg。体温36.2℃。脈拍76/分、整。血圧126/78mmHg。顔貌に特徴はない。中等度の漏斗胸を認める。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。脊柱側彎を認める。四肢・指が長い。浮腫を認めない。
治療方針の決定に有用なのはどれか。2つ選べ。

[選択肢]

  1. 染色体検査
  2. 頭部MRI
  3. 眼科検査
  4. 心エコー検査
  5. 手根骨エックス線撮影

正解

3,4

 

E

69

[問題]
12歳の女児。口渇と倦怠感とを主訴に来院した。2週前に咽頭痛があり、39℃台の発熱が2日続いた。1週前から口渇と倦怠感とが続いている。身長145cm、体重33kg。体温36.5℃。呼吸数30/分。脈拍104/分、整。血圧108/74mmHg。甲状腺の腫大は認めない。尿所見:蛋白(-)、糖3+、ケトン体3+。血液生化学所見:空腹時血糖394mg/dl、HbA1c7.2%、総蛋白6.8g/dl、クレアチニン0.8mg/dl、総コレステロール184mg/dl。
治療方針の決定に有用なのはどれか。2つ選べ。

[選択肢]

  1. FT4
  2. 抗核抗体
  3. 血清カリウム値
  4. 動脈血ガス分析
  5. 経口ブドウ糖負荷試験

正解

3,4

 

G

41

[問題]
10歳の女児。右肩から右腕にかけてのやけどを主訴に母親に伴われて来院した。台所で熱湯を浴びたという。発育は標準以下である。体や衣服は薄汚れており、表情は凍り付いたようで無反応であった。
届出先として適切なのはどれか。

[選択肢]

  1. 警察署
  2. 保健所
  3. 児童相談所
  4. 市町村保健センター
  5. 市(区)役所・町村役場

正解

3

 

I

63

[問題]
10歳の女児。咳と発熱とを主訴に来院した。7日前から咳嗽が出現し、次第に増強している。4日前から38℃台の発熱が続き、市販の感冒薬を服用している。本日、躯幹に発疹が出てきた。咽頭は軽度の発赤を認める。口腔粘膜に異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
病原体として考えられるのはどれか。

[選択肢]

  1. RSウイルス
  2. 麻疹ウイルス
  3. A群レンサ球菌
  4. アデノウイルス
  5. 肺炎マイコプラズマ

正解

5