日本の医学教育における4つの改革

日本の医学教育学における大きな改革はこれまでに4回ありました。4回とも内から生まれた改革ではなく、外からの圧力により生じた改革でした。日本は伝統を重んじる国であり、慣例を変えるのには大きな力が必要だったのです。

1回目の改革は明治元年に天皇の命で日本に西洋医学を取り入れることが決まり、明治2年にドイツ医学導入が始まったことです。

2回目は昭和21年から昭和43年まで続いたインターン制度の導入です。

3回目は新設医科大学の創設、欧州GMC(General Medication Coucil)視察団による日本の医科大学に対する酷評と急遽行われたOSCEの導入です。

4回目は2010年9月に米国 ECFMG(Educational Commission for Foreign Medical Graduates)が日本に2023年までに 備えなければならない国際認証取得の要件を通告したことです。通告を受けて日本は診療参加型臨床実習とアウトカム基盤型医学教育が日本に浸透するように教育改革に取り組んでいます。